名古屋のホームページ制作、個人依頼でよくある失敗|4,500→21,000件の記録

名古屋のホームページ制作、個人依頼でよくある失敗|4,500→21,000件の記録

公開から半年経っても、問い合わせフォームに届くのは月に1件あるかないか。デザインは気に入っているのに、なぜか成果につながらない。そんな相談を、中川区で活動している中で何度も受けてきました。今回は、名古屋でホームページ制作を個人のエンジニアに依頼しようとしている方向けに、私が実際に見聞きした失敗パターンと、その回避策をお伝えします。

Business meeting featuring laptops, notes, and teamwork around a white table.
Photo by Artem Podrez on Pexels
目次

失敗その1:見た目はきれいなのに、問い合わせが来ないサイト

この失敗の原因は、ほとんどの場合「デザインの綺麗さ」と「成果が出る設計」を混同していることにあります。私はマーケターとしての視点も持って制作をしているので、この違いをはっきり感じます。

写真のクオリティが高くても、問い合わせボタンの位置や、訪問者が最初に見る文言が「何を頼める会社なのか」を伝えられていなければ、人は動きません。ホームページは名刺と同じで、まず「信用できるかどうか」を判断される道具です。信用が伝わらなければ、いくら見た目が整っていても問い合わせにはつながらない、というのが現場でお客様と向き合ってきた実感です。

Overhead view of a business workspace with a laptop and colorful data charts on paper.
Photo by Lukas Blazek on Pexels

失敗その2:SEO施策をあれこれ試して、記事を入稿しないケース

SEO(検索エンジン最適化。Googleなどの検索結果で上位に表示されやすくするための工夫のこと)に関しても、似た失敗をよく見ます。画像のalt属性(画像の内容をテキストで説明するためのHTMLの設定)を整えたり、見出しの構造を直したり、細かい施策を検討すること自体は間違っていません。

実際に私が公開後の運用まで携わっているクライアントサイトの一つでは、半年間で月間アクセス数を4,500件から21,000件まで伸ばしました。業種や記事本数の詳細は守秘義務の関係でお伝えできませんが、この期間中に特に手をかけたのは、細かいSEO設定の調整ではなく、シンプルに記事を入稿し続けることでした。設定をいじる時間より、記事を書く時間を優先した、というのが実際の判断です。

なぜ記事を入れることが一番効くのか

検索エンジンは「情報量が増え続けているサイト」を評価しやすい傾向があります。理屈はいくらでも説明できますが、現場で見てきた実感としては、記事が0本のサイトにどれだけ細かい調整を入れても、大きな変化は生まれにくいです。お客様には「まず記事を入れてください」とお伝えすることが多いのですが、これは理論だけの話ではなく、実際に数字が動いた経験に基づいた判断です。

ご自身のサイトで確認する場合は、次の2点を見てみてください。

  • 直近3ヶ月で追加した記事・ページは何本か
  • その記事は「会社が伝えたいこと」ではなく「お客様が検索しそうな言葉」で書かれているか
Overhead view of a laptop showing data visualizations and charts on its screen.
Photo by Lukas Blazek on Pexels

なぜこの失敗が起きるのか

この2つの失敗に共通しているのは、「作ること」がゴールになってしまっている点です。先日も、公開してちょうど1年になるお客様から「そろそろ問い合わせが欲しい」というご相談をいただきました。記事の本数を伺うと、公開時のまま0本。デザインの手直しを何度か相談されたことはあっても、更新の話は一度も出てこなかったそうです。

制作会社側も、納品して終わりという契約形態であれば、公開後の育て方まで一緒に考える動機が薄くなります。発注する側も、公開した瞬間に安心してしまい、そこで更新が止まってしまう。これはどちらが悪いという話ではなく、契約と役割の設計がそうなっていないだけだと感じています。

私自身は、公開してからが本番だと考えて仕事をしています。作って納品して終わりではなく、公開後に一緒に育てていくところまで走るのが、自分の役割だと思っているからです。

Q. 名古屋で個人のエンジニアに依頼する費用はいくら?

ページ数や機能によって幅がありますが、コーポレートサイトであれば数十万円台、ECサイトや会員機能など機能が増えるほど費用は上がっていくのが一般的な相場感です。ただし金額だけで比較すると、公開後の更新やSEO対応まで含まれているかどうかで、実質的な差はかなり大きくなります。見積もりの段階で「公開後どこまで対応してもらえるか」を必ず確認することをお勧めしています。

個人のエンジニアに頼む場合に気をつけたいこと

個人に依頼する最大のメリットは、制作担当者と直接やり取りができ、意図が伝わりやすいことです。一方で、体制が小さい分、公開後のフォロー体制がどうなっているかは事前に確認しておくべきポイントです。

  • 公開後の修正対応は何ヶ月間、何回まで含まれるか
  • SEO対応は「設定だけ」なのか「記事の入稿サポートまで」なのか
  • 自分が本当に必要な機能か、それとも「あったら良さそう」程度のものか判断してくれるか

最後の項目について補足すると、以前「アプリを作りたい」というご相談を受けたことがあります。よく話を聞くと、Webサイトで十分対応できる内容でした。アプリ化はAppleの審査を通す必要があったり、初期費用の負担も大きいため、必要ないと判断した場合は正直にそのままお伝えしています。売上になるとしても、お客様にとって不要なものは勧めない、というのが私の基本姿勢です。

失敗しない制作会社・エンジニアの選び方

判断軸は大きく2つあると考えています。1つ目は「公開後の運用まで話が及ぶかどうか」。以前、他社で見積もりを取った後にご相談に来られた方がいて、「公開後のアクセスが伸びなかったらどうしますか」と尋ねたところ、担当者から明確な返答がなかったそうです。見積もりの説明が公開時点で終わっている場合、その後のアクセスや問い合わせの増減について、一緒に考えてもらえない可能性が高いというサインだと思います。

2つ目は「不要な提案をされないか」。予算に対して過剰な機能を勧められた場合、こちらの都合ではなく制作側の売上都合になっていないか、一度立ち止まって確認する価値があります。見積もり時に「これは今の私に本当に必要ですか」と一言聞いてみて、理由をきちんと説明してくれるかどうかも、判断材料の一つになります。

まとめ

ホームページは公開した瞬間がゴールではなく、そこから育てていくものです。デザインの綺麗さだけで判断せず、公開後にどう運用していくかまで話し合える相手を選ぶことが、結果的に「問い合わせフォームからの連絡を、朝コーヒーを飲みながら確認する日」につながっていきます。

今すぐできること

もし今、既にホームページをお持ちであれば、直近1ヶ月で新しく追加した記事やページが何本あるか、まず数えてみてください。0本であれば、そこが最初に手をつけるべきポイントです。私は公開から3ヶ月間、デザインや文言の修正を何度でも対応する体制で制作を行っています。イメージと違う部分が出てくるのは自然なことなので、その前提で安心してご相談いただければと思います。

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