先日、中川区の設備業を営む方から「ホームページを作って2年経つのに、問い合わせが月に1件も来ない」というご相談をいただきました。サイトを見せてもらうと、デザインはきれいなのに、全ページのタイトルタグ(検索結果に表示される見出し部分)が「株式会社〇〇」だけで統一されていて、どんなサービスをしているのかが検索エンジンにも人にも伝わらない作りになっていました。
こういうケースは、実はかなり多いです。今回は「名古屋でホームページを作ったのに集客できない」という悩みについて、よく聞かれる質問に一問一答の形で答えていきます。

Q1. ホームページを作ったのに問い合わせが来ないのはなぜ?
結論から言うと、「見た目」と「見つけてもらう仕組み」は別物だからです。デザインが良くても、検索結果に表示されなければ誰にも見られません。
私がこれまで見てきた集客できていないサイトの多くは、ページタイトルや見出しに、検索する人が実際に使う言葉が入っていませんでした。例えば「〇〇工業」というサイト名だけで、「名古屋 給排水工事」のような、依頼したい人が実際に打ち込む言葉がどこにも書かれていないんです。デザインを作り込む前に、まず「誰が、どんな言葉で検索したときに出てきてほしいか」を決めておく必要があります。

Q2. SEO対策をすれば集客できるようになりますか?
正しくやれば効果は出ますが、魔法ではありません。私が過去に担当したサイトでは、SEO対策(検索エンジンで上位に表示されやすくするための施策)を実施した結果、月間アクセス数が4,500件から21,000件まで、半年で伸びたことがあります。
ただこれは、記事を量産したわけではなく、「そのサイトを訪れる人が本当に知りたいこと」を一つずつ整理して、ページの構成やタイトルを直していった結果です。逆に言うと、キーワードを詰め込むだけの対策は、今の検索エンジンにはほとんど効きません。私はケースによりますが、まず既存ページの中身を見直すことを優先することが多いです。新しく作るより、直す方が早いことも珍しくないからです。

Q3. デザインがおしゃれなら集客できますか?
デザインは信頼感には直結しますが、集客の入口にはなりません。おしゃれなサイトでも、検索結果に表示されなければ、そもそも訪問者がゼロのままです。
以前、3D表現を使った見た目にこだわったサイトの制作に関わったことがあります。見た目のインパクトは強かったのですが、表示速度が遅くなりがちな部分があり、スマートフォンで見たときに読み込みに時間がかかると、途中で離脱されてしまう場面がありました。学んだのは、「かっこよさ」と「見てもらいやすさ」は、時にトレードオフになるということです。今は、目的に合わせてどこまで凝るかを、最初にお客様とすり合わせるようにしています。
会計事務所や飲食店の実例から見えたこと
アメリカの会計事務所や関西の飲食店のサイト制作に関わった際も、業種によって「集客できない理由」の傾向は違いました。会計事務所のような専門性が問われる業種は、実績や資格の見せ方が信頼につながりやすく、飲食店は写真の質と営業時間・アクセスのわかりやすさが、そのまま来店につながる印象がありました。業種ごとに「何が決め手になるか」を見極めずに、テンプレート的に作ってしまうと、どちらの強みも活かせないサイトになってしまいます。
ここまで読んで「自分の場合はどうなんだろう」と思われた方は、こちらから気軽にご相談ください。無理な営業は一切しません。
Q4. 制作会社に頼めば集客まで任せられますか?
制作会社によって「集客まで見る」かどうかは大きく違うので、契約前に確認しておく必要があります。ホームページを納品して終わり、という契約も少なくありません。
私の場合は、公開して終わりにはせず、公開後にアクセス状況を見ながら調整する期間を設けることが多いです。作った直後は想定通りに人が来ないことの方が普通で、そこからどう直していくかの方が、実は本番だと考えています。任せる側は「公開後、誰がどこまで見てくれるのか」を、最初の打ち合わせで聞いておくと安心です。
Q5. 今のサイトを作り直せば集客できるようになりますか?
作り直す前に、今のサイトの何が原因かを切り分けることが先決です。デザインが古いから、と全面リニューアルを決める前に、アクセス解析(サイトにどれくらい人が来て、どこで離脱しているかを見るツール)だけでも見てみると、原因が思ったより小さいことに気づく場合があります。
冒頭でお話しした中川区の方のケースも、全面的な作り直しではなく、タイトルタグとページ構成の見直しだけで対応しました。大掛かりな工事より、まず現状の診断からというのが、私が普段お勧めしている進め方です。
制作会社を選ぶときの判断軸
ここまでの内容を踏まえると、判断軸は大きく2つに絞れます。
- 公開後のフォローがあるか。作って終わりではなく、公開後の数字を一緒に見てくれるかどうかを確認しましょう。
- 集客の話を、最初の打ち合わせで具体的にしてくれるか。「集客できます」だけでなく、「どの言葉で検索する人に、何を伝えるか」まで話が及ぶかどうかを見てください。
問い合わせフォームに毎朝、コーヒーを飲みながら新しい連絡が届くのを確認する——そんな日常が来るかどうかは、公開した瞬間ではなく、公開後の半年で決まることが多いです。
まとめ|まずは今のサイトの検索結果を確認してみてください
相談の前に、ご自身のサービス名や地域名で実際に検索してみて、自分のサイトが何位に表示されるか、そもそも表示されているかを確認しておくと、話がスムーズです。それだけでも、今のサイトの現在地がわかります。
私は名古屋市中川区を拠点に、ホームページ制作と業務システム制作を一人で行っています。公開後も放置せず、数字を見ながら一緒に調整していくスタンスで対応していますので、「作ったのに集客できていない」という状態でお困りでしたら、まずは今のサイトの検索順位を教えていただくところから、お気軽にご相談ください。
よくある質問
ホームページを作ってからどれくらいで集客効果が出ますか?
施策の内容によりますが、SEO対策の効果は数ヶ月単位で見えてくることが多いです。私が担当したケースでは、半年でアクセス数が大きく伸びましたが、公開直後の1〜2ヶ月はほとんど変化がないのが普通です。
集客できないサイトを直す場合、作り直しと部分修正どちらが安いですか?
原因がページ構成やタイトルにある場合は、部分修正の方が費用を抑えられることが多いです。全面リニューアルが必要かどうかは、まずアクセス状況を確認してから判断することをお勧めします。
SEO対策は自分でもできますか?
基本的なタイトルや見出しの見直しは自分でも可能です。ただし、専門知識が必要な部分もあるため、まずは無料で使えるアクセス解析ツールで現状を把握することから始めるとよいと思います。
個人のフリーランスに頼むのと制作会社に頼むのとで、集客面に違いはありますか?
規模より「公開後も見てくれるか」の方が重要です。個人でも公開後のフォローを丁寧に行う場合もあれば、大きな会社でも納品後は対応が薄いこともあるため、契約前の確認が欠かせません。
名古屋市中川区でホームページ・システムのご相談はお気軽に
「何から相談すればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。
現状をお聞きして、必要なものと不要なものを一緒に整理するところから始めます。

コメント